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A.
業務内容によります。CAD技術を使って機械の設計などを行う場合には、技術者として「技術・人文知識・国際業務」で就業可能です。
一方で、CADシステムにおける図形の表現方法や図形の幾何学計算を行う方法の研究といった、CAD技術の研究がメインの場合には「研究」の在留資格が適していると考えられます。
今回で言えば研究職がメインなので、「研究」の在留資格で申請が良かろうかと思います。 ●「研究」と「技術・人文知識・国際業務」の違い
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参考資料:審査要領
「技術・人文知識・国際業務」の在留資格は、その有する技術や知識を用いて、公私の機関の業務の遂行に直接資する活動であるのに対し、「研究」の在留資格は、その技術等の研究をすること自体を目的とする活動である点において相違する。
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●CADにおける技術者・研究者の違い
1 CADの用途(技術者)
・設計(図面作成)
・デザイン
・解析・シミュレーション
・3Dプリンター用のデータ作成
・工作機械用(加工用)のデータ作成
参考HP:【2023年】CADとは?初心者にも分かりやすいようにCADの種類やおすすめのCADを徹底解説
2 CADの研究テーマ(研究者)
・3次元CADの開発
・遺伝的アルゴリズムによる設計システムの研究
・ソリッドモデラの応用技術
・CAD教育および形状認識能力の向上
・コンピュータグラフィックスの応用技術
参考HP:CAD工学研究室
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研究者か技術者かは一概に分類できるものではなく、研究者であっても技術を用いて業務を行っている場合や、
技術者であっても技術の観測・分析を行っている場合もありうるかと思います。
メインの業務が研究寄りなのか技術者寄りなのかを考えて、在留資格を検討するのが良いかと思います。
ある事象について観測・分析を行うのがメインである場合には研究寄りの業務と言えそうです。
Q. 現在、日本の大学に留学生として在学しています。CADに関する研究職に内定が決まったのですが、エンジニアとしてのビザか研究職としてのビザかどちらに該当するでしょうか?
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