カテゴリー

2025年4月21日

Q. 特定技能の工業製品製造業、飲食料品製造業、自動車運送業分野では、特定技能外国人の受入企業は一定の日本標準産業分類に該当する産業を行っている事業所であることが必要ですが、自社がどの分類に該当するかはどのようにして決められるのですか?

A.

まず、日本標準産業分類は大・中・小・細分類の4段階に分けられますが、
最終的には細分類の項目で事業所ごとに区別します。
 

ただし、決定までの手順としては2パターンです。
① 一事業所内で単一の分類項目に該当する経済活動が行われている場合 → その分類項目で決定される
② 一事業所内で複数の分類項目に該当する経済活動が行われている場合 → 主要な経済活動によって決定される
 

②の場合、
生産される財の産出額、取り扱われる商品の販売額、提供されるサービス
からの収入額等の中から、「最も大きな割合を占める活動」によって決定されます。
 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まずは大分類で分類(その中で、最も大きな割合を占める活動=大分類を決定)

次にその大分類の中の中分類で分類(その中で、最も大きな割合を占める活動=中分類を決定)

次に、小分類

最後に、細分類・・・
 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という流れで、最終的に該当する細分類を決定します。
 

具体的な説明は下記をご参照ください。

 
 

<引用元:日本標準産業分類(第 14 回改定)
 
本分類により事業所の産業を決定する場合は、事業所で行われている経済活動による。
本分類における経済活動とは、生産又は販売する財及び自企業内も含めた他事業所又
は消費者に提供されるサービスを細分類項目でとらえたものである。なお、その事業所
の本来の経済活動以外の一時的な要因によるものは除くものとする。
 
産業の決定においては、一事業所内で単一の分類項目に該当する経済活動が行われて
いる場合は、その経済活動によって決定するが、複数の分類項目に該当する経済活動が
行われている場合は、主要な経済活動によって決定する。この場合の主要な経済活動と
は、これら複数項目のうち、生産される財、取り扱われる商品又は提供されるサービス
に帰属する付加価値によって決定されるのが最良である。ただし、個々の付加価値の情
報を入手するのは実際上困難な場合があり、このような場合には、付加価値を代理する
指標として、生産される財の産出額、取り扱われる商品の販売額、提供されるサービス
からの収入額等、又はそれらの活動に要した従業者数等を用いることとし、産業はこれ
らの中で最も大きな割合を占める活動によって決定する。(注)
 
(注)事業所の産業をこの産業分類に適用(格付)する場合は、上位分類から順次下位
分類へと適用する。特に、一事業所において複数の分類項目に該当する経済活動を
行っている場合は、まず、それらの経済活動を大分類ごとにまとめ、付加価値等の
最も大きいものによって大分類を決定する。次に決定された大分類に該当する経済
活動を中分類ごとにまとめ、その付加価値等の最も大きいものによって中分類を決
定し、以下同様の方法で小分類細分類を決定する
 

SUPPORT

導入後のサポート

スムーズにご利用いただくために、
各種サポートを
ご用意しております

LINE UP

外国人労働者の採用から帰国まで、
全てをカバーするトータルサポート

  • 採用サポート

    国内外様々な求人を掲載可能な「mintoku work」の運営や、採用プランを一から構築いたします。

  • 労務代行サービス

    勤怠管理/年末調整/翻訳/通訳など煩雑な作業を依頼できます。

  • 生活支援サービス

    安心・安全な生活インフラの準備
    緊急対応や緊急の連絡対応など要望に応じて幅広く対応できます!完全成果報酬制で余計なコストはかかりません。

  • mintoku study

    読む・聞くだけでなく、話すというコミュニケーションに向けた専門アプリが利用できます。
    試験対策もバッチリ

  • マエトレ

    「伝える」と「伝わる」は違います!
    多言語対応のカンタン動画でわかりやすく伝わります!

  • 外国人研修施設
    エデュックアカデミー

    外国人専用の研修施設です。
    入国後講習や集合型研修にご利用いただけます。
    専門資格の取得もご相談ください。

お悩み・課題に合わせて
活用方法をご案内いたします。
お気軽にお問い合わせください。

03-6738-9686

(平日:10時〜18時)